ロバーツ監督が絶賛、ド軍に現れた“金塊” 衝撃打率.455…マイナー契約も「ロースターに」

ドジャースのデビッド・ボート【写真:Getty Images】
ドジャースのデビッド・ボート【写真:Getty Images】

ボートはOP戦9試合で打率.455、2本塁打、OPS1.296

 思わぬ大活躍に指揮官も笑顔だ。ドジャースのデビッド・ボート内野手は5日(日本時間6日)、テンピで行われたエンゼルス戦に「9番・一塁」で先発出場。今春初めて無安打に終わったが、ここまで9試合で打率.455、OPS1.296の大活躍。デーブ・ロバーツ監督も“MVP”としてその名を挙げている。

 31歳のボートは2018年にカブスでメジャーデビュー。パンチ力と内野全ポジションを守る汎用性が武器で、昨年までの6年間で通算421試合に出場して打率.234、36本塁打、156打点、OPS.711を記録した。オフにFAとなり、ドジャースとマイナー契約を結び、今春はキャンプ招待選手としてメジャー契約を目指している。

 当初の期待に反し、オープン戦で快音を響かせている。9試合とはいえ打率.455、2本塁打、OPS1.296の好成績。ドジャース専門サイト「ドジャー・ブルー」によると、この日取材に応じたロバーツ監督は「彼はグレートだよ。キャンプMVPがあるとすれば、彼を選出する」と大絶賛。「右投手でも、左投手でも、どこを守っても、彼はエネルギッシュ。毎試合出場できるし、打席内容もいい。私たちはこの数年間ベンチの反対側で彼を観てきたが、彼は毎日素晴らしい活躍をしているね」と頬を緩ませた。

 ドジャースは伝統的にユーティリティ選手を好み、その点でもボートは優位になる可能性も十分。また、クリス・テイラー外野手や金慧成(キム・ヘソン)内野手らの状態が今一つ上がらず、「ボートをロースターに!」「最後の枠を掴むのは彼だ」などとLAファンの信頼も高まるばかり。果たしてボートはロースターを勝ち取れるだろうか。

(Full-Count編集部)

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