大谷翔平、今季初のマルチで打率.417上昇 左翼線二塁打&左前打…初のヘッドバンプも

レンジャーズ戦に「1番・DH」で先発出場
【MLB】ドジャース ー レンジャーズ(日本時間7日・アリゾナ)
ドジャースの大谷翔平投手は6日(日本時間7日)、アリゾナ州グレンデールで行われたレンジャーズとのオープン戦に「1番・指名打者」で先発出場し、今季初のマルチ安打をマークした。4打数2安打で打率.417となった。
鋭い当たりだった。大谷のライナー性の打球が左翼線を襲った。元ヤクルト・ブキャナンの外角カットボールに合わせて、二塁ベースに悠々と到達する二塁打。オープン戦初戦からの4試合連続安打は移籍後初。エンゼルス時代にMVPに輝いた2021、2023年に次いで自身3度目だ。
同1死二塁からフリーマンの左飛で三塁へ進塁。左手をつかない新しいスライディングだった。続くテオスカー・ヘルナンデスの三塁失策の間に先取点となるホームを踏んだ。
3回先頭はホイヤーに左飛、4回2死一塁は二ゴロに打ち取られた。6回2死の左前打で今季初のマルチ安打をマーク。ウッドワード一塁コーチと出塁の儀式、ヘッドバンプも決まった。ここで代走を送られて途中交代となった。
この日も壁当て、キャッチボールと投手調整を行ってから試合へ。試合直前のウオームアップ中には元ブルワーズ監督のロン・レネキーGM特別補佐から“走塁講座”を受けた。レネキー氏が見守る中、投手側に背中を向けての帰塁を繰り返した。開幕へ順調に調整を進めている。