日韓経験の元助っ人が語る“心得”「米国にしないこと」 異国の地で成功を収めたワケ

元ヤクルトのブキャナンが報道陣に語る
かつてヤクルトでプレーし、現在はレンジャーズとマイナー契約を結んでいるデービッド・ブキャナン投手が6日(日本時間7日)、アリゾナ州グレンデールで行われたドジャースとのオープン戦で大谷翔平投手らと対戦。登板後には、日本や韓国を渡り歩いた経験から、異国の地でプレーする心得を報道陣に語った。
この日の大谷との初対決は外角カットボールを左翼線に弾き返され、二塁打とされた。1回1安打1失点という内容で交代した後、報道陣から異国でプレーする選手へのアドバイスを問われた右腕は「(頭の中を)米国にしないこと。ここでやっていることを、向こうでもしようとしないこと。文化や体験を受け入れて、学ぶ姿勢を持つことだ」と語った。
自身は2017年から3年間ヤクルトに在籍し、先発投手としてNPB通算71試合に登板し、計20勝を上げた。2020年からは韓国に渡り、2021年には最多勝をマークするなど4年間で54勝を挙げる活躍を見せた。その後、昨年はレッズで1試合のみメジャーで登板し、今季はスプリングトレーニングの招待選手としてメジャー昇格を目指す。
日本や韓国でプレーした時間を「米国ではできない多くのことを体験することができた。楽しかったり、いい思い出がたくさんある」と回顧。「受け入れる気持ちさえあれば、どこに行っても、とても楽しい経験ができると思うよ」と語った。
(Full-Count編集部)
