大谷翔平の“おかげ”で「カーショーの心が動いた」 韓国紙嘆き節「来なかったのに」

ドジャースのクレイトン・カーショー(左)と大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャースのクレイトン・カーショー(左)と大谷翔平【写真:ロイター】

ド軍、カーショーはリハビリ中も東京開幕シリーズに帯同する

 ドジャースとカブスが激突する東京での開幕シリーズへの注目度は日に日に増している。ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が、同シリーズで登板予定のないクレイトン・カーショー投手もチームに帯同すると明言。これに韓国メディアは「1年前とは違う決断」などと反応し、昨年の韓国シリーズには参加しなかったレジェンド左腕の決断に“嘆き節”だ。

 韓国メディア「OSEN」が「大谷と日本に行くことがどれくらいだろう 韓国には来なかったのに……東京開幕戦に同行するカーショー」の見出しで記事を掲載。登板予定のない36歳のベテラン左腕の訪日を投稿した米メディアに反応した。

 米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のドジャース番を務めるファビアン・アルダヤ記者がX(旧ツイッター)に投稿。左足親指と左膝半月板のリハビリを続けている36歳左腕について「当然アクティブロースター入りすることはないが、デーブ・ロバーツ監督は東京でのシーズン開幕シリーズに帯同することを明言した」と伝えた。

「OSEN」ではこの情報を引用し「1年前とは違う決断だ。昨年、ドジャースはソウルでパドレスと開幕2連戦を行ったが、カーショーは韓国行きの飛行機に乗らなかった。 2023年シーズンを終えた後、手術を受けたカーショーは米国に残り、リハビリを続けたのだ」と紹介した。

 現在も左膝と親指つま先手術を受けてリハビリ中の状況にありながらも「今年は日本に同行する。大谷の存在が大きいのだ。大谷と一緒に日本に行くことができる珍しい機会であるだけに、カーショーの心が動いたようだ」と推察していた。

 昨年は訪韓しなかった通算212勝、3度のサイ・ヤング賞に輝いた左腕が、今年は訪日する。同メディアは「おそらく最後になるかもしれないシーズンなだけに、選手たちと一緒に開幕を迎えたい気持ちがいつもよりも大きいかもしれない」と嘆いている。

(Full-Count編集部)

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