燕・村上宗隆は「ヤ軍が最有力候補」 ド軍より適した理由…米誌が解説「ナンバー1」

ヤクルト・村上宗隆【写真:冨田成美】
ヤクルト・村上宗隆【写真:冨田成美】

村上は昨年12月に2025年オフのメジャー挑戦の意向を表明

 2025年オフにメジャー挑戦の意向を示しているヤクルト、村上宗隆内野手について、米誌が「ヤンキースが有力候補」だと報じた。25歳の和製大砲への注目度は早くも高まっている。

 米誌「ニューズウィーク」が6日(日本時間7日)付で「ヤンキースがドジャースなどの他のチームを抑えて、MLB入りする56本塁打の日本人スラッガーを獲得する『最有力候補』だ」のタイトルをつけて記事を掲載した。

 記事では村上の日本での成績を紹介。「ムラカミがMLBに移籍するとなれば、最も有力な行き先はドジャースだろう。実際、ムラカミは12月にドジャースの帽子をかぶっている写真を投稿していた」とした。しかし、「彼の獲得を目指すチームはドジャースだけではない」と続け「ヤンキースもムラカミに関心があるとされている」と伝えている。

 村上を一塁手として考える場合、ドジャースは2027年までフレディ・フリーマンが一塁を守り、指名打者の枠も大谷翔平が今後9年間独占している、と言及した。いっぽうでヤンキースはポール・ゴールドシュミットを1年契約で獲得しており、来オフには一塁のポジションが空くだろう。さらに、ジャンカルロ・スタントンは2027年まで契約があり(2028年の球団オプション付き)、村上は早ければ、2028年には指名打者へ移行することも可能である、伝えている。

 ポッドキャスト「Dodgers Dugout Live」でドジャースのインサイダーであるダグ・マケイン氏は「私は何人かの日本のNPB関係者と話をしていて、彼は間違いなく西海岸でプレーすることをより好むだろうと言っていた。西海岸のチームと東海岸の1チーム、つまりヤンキースとの対決になるだろうと言われた」と紹介。「彼は西海岸をいることを望んでいるが、ニューヨーク・ヤンキースと契約する意思も間違いなくあるだろう」と語った。

 推測として「今すぐに選ばなければならないなら、ヤンキースが彼を獲得する最有力候補だと思う」「現時点で彼にとってナンバー1のチームはヤンキースだと思う」と力説していた。

 村上は昨年12月の契約更改で、3年契約の3年目となる2025年に向け、「来シーズンは日本でやる最後のシーズンになると思います」と来オフのメジャー移籍を明言していた。

(Full-Count編集部)

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