大谷翔平を差し置いて…MVP経験なしの“至宝”が1番手に紹介 MLB公式が選んだ精鋭

MLB公式サイトが両リーグから各5人をピックアップ
MLB公式サイトは7日(日本時間8日)、今季のア・リーグとナ・リーグのMVPの有力候補に関する記事を公開した。昨季、前人未踏の54本塁打&59盗塁を達成し、2年連続MVPを獲得したドジャースの大谷翔平投手は2番目に紹介された。
5人の記者が両リーグで今季のMVP候補を選出。ナ・リーグでは、昨季MVPの大谷よりも先に、7億6500万ドル(約1132億6500万円)の巨額契約でメッツに入団したフアン・ソト外野手を紹介。サラ・ラングス記者は「球界最高の打者。そして彼は新しい球団と巨額契約を結んだ。彼は(契約の正しさと自身の実力を)証明したがっている。ソトは毎シーズンいつでもMVP級で、今年、彼はついにMVPを獲るだろう」と期待を寄せた。2018年のデビューから8年目で初となる栄誉をつかみ取るのか注目される。
続いて大谷については、テオ・デローサ記者が「彼が今年どんな活躍をするのか、楽しみでない人がいるだろうか?」と紹介。肘と肩の手術を経て、今季は投手としても復帰することが見込まれているため「オオタニが二刀流の能力を取り戻す姿を見るのは、特別なことだ。もし彼が健康を保っていられれば、このスーパースターにとって、3年連続&通算4度目のMVPへの道はかなり簡単なものとなることだろう」と太鼓判を押した。
このほかナ・リーグでは、カイル・タッカー外野手(カブス)、フランシスコ・リンドーア内野手(メッツ)、エリー・デラクルーズ内野手(レッズ)を候補に上げた。
ア・リーグでは、1番目にロイヤルズのボビー・ウィットJr.内野手を紹介。昨季MVPに輝いたヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手は2番目に取り上げられている。それ以外にも“ダークホース”としてパイレーツのポール・スキーンズ投手ら両リーグから計5人を挙げた。
(Full-Count編集部)
