藤浪晋太郎、2戦連続無失点 制球乱れ肩付近に死球も…最速156キロで1回1K昇格アピール

ドジャース戦に登板したマリナーズ・藤浪晋太郎【写真:小谷真弥】
ドジャース戦に登板したマリナーズ・藤浪晋太郎【写真:小谷真弥】

オープン戦4試合目は無失点

【MLB】ドジャース 6ー4 マリナーズ(日本時間8日・ピオリア)

 マリナーズとマイナー契約を結んでいる藤浪晋太郎投手は7日(日本時間8日)、アリゾナ州ピオリアで行われたドジャースとのオープン戦に8回から救援登板。2四死球を与えるなど制球に課題は残したが、1回を無安打無失点に抑えて降板した。

 ボール先行ながらも最初の2人を遊ゴロ、一ゴロに仕留めて2死を奪ったが、続く打者の肩付近に死球。さらに制球が定まらず四球により2死一、二塁と走者を抱えたものの、最後は見逃し三振を奪い、捕手とグータッチを交わした。最速97マイル(約156.1キロ)を記録し、22球でストライク8球と制球に不安定さが目立った。

 これまでオープン戦は2月23日(同24日)のダイヤモンドバックス戦では1回を投げ、2奪三振1四球の無失点。しかし、2月27日(同28日)のジャイアンツ戦では1イニングも持たず、2/3で3四死球4失点と炎上。3日(同4日)のガーディアンズ戦では1回1安打無失点と好投していた。7日(同8日)を終えて4試合で防御率9.82。

 2023年にメジャー挑戦した藤浪は、アスレチックスでは先発として乱調が目立ったが、中継ぎに配置転換されると復調。7月にオリオールズにトレードされ、同年は2球団で計64試合に登板し、7勝8敗、防御率7.18だった。昨季はメッツと契約したが、開幕前にマイナー落ち。メジャー昇格することはできず、マイナーで33登板、防御率5.94だった。

 1月末にマリナーズとマイナー契約。スプリングトレーニングには招待選手として参加しており、2年ぶりのメジャー昇格を目指す。

(Full-Count編集部)

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