藤浪晋太郎、新球種に挑戦も死球「ボールはいい」 2四死球を反省「力みがち」

制球は荒れ気味ながらも2試合連続で無失点
【MLB】ドジャース 6ー4 マリナーズ(日本時間8日・ピオリア)
マリナーズとマイナー契約を結んでいる藤浪晋太郎投手は7日(日本時間8日)、アリゾナ州ピオリアで行われたドジャースとのオープン戦に8回から救援登板。新球種のツーシームを試し、1回を2死四球、無安打無失点という内容に「試合に入るとどうしても力みがち。そういうところまだまだある」と振り返った。
ボール先行ながらも内野ゴロで簡単に2死を奪った後、ツーシームをテスト。結果的には3人目には肩付近に死球、4人目にも四球を与え、2死一、二塁と走者を抱える結果となった。ツーシームはブルペンで状態が良かったため、コーチと話して投げてみたといい、「ボール自体はいい。これからもうちょっと練習して使えるようになればいいと思う」と前向きに語った。
5人目は見逃し三振を奪い、この日は最速97マイル(約156.1キロ)を記録。22球でストライク8球と制球に課題は残した。2月27日(同28日)のジャイアンツ戦で炎上したためオープン戦は4試合で防御率9.82だが、これで2試合連続で無失点。自らの投球を「良くない中で、なんとかまとめられたのは及第点」と評価。日によって調子に差が出る原因を問われると「わかれば苦労しないですよ」と苦笑した。
藤浪は1月末にマリナーズとマイナー契約。スプリングトレーニングには招待選手として参加しており、2年ぶりのメジャー昇格を目指している。
(Full-Count編集部)
