藤浪晋太郎が「いい仕事」 2四死球もゼロ封…修正力を指揮官称賛「うまく立て直した」

ウィルソン監督「うまく立て直した。フジにとってはいい登板だった」
【MLB】ドジャース 6ー4 マリナーズ(日本時間8日・ピオリア)
マリナーズとマイナー契約の藤浪晋太郎投手は7日(日本時間8日)、アリゾナ州ピオリアで行われたドジャースとのオープン戦で救援登板した。8回からの1イニングで2四死球を与えたものの、無安打無失点に抑えた。
8回2死から新球・ツーシームも試した。ヤングの死球、ラッシングの四球でピンチを作ったが、ブラチョを見逃し三振に仕留めた。無失点で切り抜けた。「ボール自体はいい。これからもうちょっと練習して使えるようになればいいと思う」。3日(同4日)のガーディアンズ戦に続いて2試合連続無失点。防御率9.82となった。
新球も試した藤浪の投球について、ウィルソン監督は「彼はなかなかいい投球をしていたと思う。(カウント的に)少し不利になったが、巻き返すことができた。いい仕事だった。右打者への死球の後、うまく立て直した。フジにとってはいい登板だった」と称えた。
最速97.1マイル(約156.3キロ)を記録するなどボールの強さは何よりの武器。メジャー昇格へアピールを続けたい。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)
