鷹は「なんで出したんや」 現ドラ移籍→衝撃の4安打…ハム加入の24歳は「宝の山すぎ」

オープン戦初出場で4打数4安打
オフに現役ドラフトでソフトバンクから移籍した日本ハムの吉田賢吾捕手が8日に本拠地で行われた中日戦で、オープン戦に初出場。いきなりの4打数4安打で「素晴らしすぎ」「現役ドラフト制度ホンマにありがとう」とファンから大興奮の声が上がっている。
捕手登録だが、昨季も2軍では一塁を中心に守っていたことから、この日は「7番・三塁」で先発出場。2回の守備では失点につながる失策を喫するも、裏の第1打席に一、二塁間を破る右前適時打で挽回。4回にはフェンス直撃の二塁打、6回には左前打を放ち、チームの逆転につなげた。さらに快音は止まらず8回も中前に運び4安打目。守備でも6回途中からは左翼の守備に就き、複数ポジションを守れることもアピールした。
横浜商大高から桐蔭横浜大を経て2022年ドラフト6位でソフトバンク入り。昨季は10試合の出場で打率.192ながら、ファームでは79試合で打率.303、3本塁打、33打点、OPS.751をマークした。
ベールを脱いだ打棒に「さすが大型プロスペクト」「想像の10倍良い選手じゃないか」「1度、エラーしたら3度取り返す男」「もしかしたら今年のファイターズのキーマンかもしれない」とSNSでは期待が最高潮に。昨季は水谷瞬外野手がブレークを果たした前例から「マジでホークスなんで出したんや……」「現ドラの攻略法はとりあえずソフトバンク産を取ることなのではないだろうか」「現ドラ宝の山すぎ」「いいのもらったね」などの声も上がっている。
一方で日本ハムは打力のある捕手が多く、昨季も郡司裕也捕手やアリエル・マルティネス捕手が内野を守ったチーム事情がある。さらに内野でも清宮幸太郎内野手や野村佑希内野手らがポジションを争う。この贅沢な状況に「ただ出すとこないねんなー」「吉田賢吾まじ守備どうするん。サード清宮、レフト水谷だからね」などの悩みの声も漏れている。
(Full-Count編集部)
