大谷翔平、第3打席は四球で出塁 投手調整は一時中断…ヘッドバンプも“成功”

Wソックス戦に「1番・指名打者」で先発出場
【MLB】ドジャース ー Wソックス(日本時間9日・アリゾナ)
ドジャース・大谷翔平投手は8日(日本時間9日)、アリゾナ州グレンデールで行われたホワイトソックスとのオープン戦に「1番・指名打者」で先発出場し、5回の第3打席では四球で出塁した。
相手先発スミスの前に第1打席は空振り三振、第2打席は見逃し三振に倒れていたが、2番手ナストリーニと対戦した5回1死一、二塁では、四球を選んだ。塁上では一塁コーチとのヘッドバンプも見せた。
その後は2死からフリーマンの中前打で二塁へ進んだが、スミスが凡退し生還とはならなかった。
6日(同7日)のレンジャーズ戦では「1番・指名打者」で先発出場し、初回の左翼線二塁打を放つと、自ら志願した6回の第4打席で左前打。4打数2安打で今季初のマルチ安打をマークし、打率.417に上げた。第2、第3打席ではバットを折られていたが、デーブ・ロバーツ監督は「とてもいい状態だと思う。その日をいい感触で終われるように、もう1打席立ちたい時がある。正しい決断だ」と笑顔で話した。
投手としては本格的な調整を中断することが決定。ブルペンでの投球練習は3月18、19日に東京ドームで行われるカブスとの開幕2連戦を終えて米国に戻ってから再開する。スプリングトレーニング中は打者としての調整に専念する。
大谷は10日(同11日)のダイヤモンドバックス戦、11日(同12日)のガーディアンズ戦にも出場する予定となっている。
(Full-Count編集部)
