大谷翔平からのボールに「体が震えてる」　父の肩に乗り…LA少年が“執念キャッチ”

大谷の使用したボールをキャッチ「唯一のチャンスだったから。目立たなきゃ」

　ドジャース・大谷翔平投手が使ったボールを何としてでもゲットする――。ロサンゼルス出身の少年ファビアンくんの思いが実った。8日（日本時間9日）、大谷のキャッチボール終了後。父親の肩に乗ってフェンスにしがみついた。

　大谷から優しく投げられたボールをダイレクトキャッチ。ガッツポーズも決まったが、両手足の震えが止まらなくなった。「体が震えてるぞ」。周囲も笑顔になった。

　ドジャースのユニホームに昨季中に来場者配布された大谷キャップを被ってキャンプ地へ。千載一遇のチャンスを逃さなかった。

「ショウヘイはいい選手だよ。カッコ良くて、素晴らしくて、親切なんだ。素晴らしいよ」

　ファビアンくんの父親も「唯一のチャンスだったから。目立たなきゃって感じでね（笑）うまくいったよ。ボールは売らないよ。一生キープします。ハハハ。まだ彼は震えているよ」。大谷からゲットしたボールは、家族全員を笑顔に変えた。