ド軍戦で起きた珍事 “あと1球”から2度判定覆る…ロボット審判で数ミリの攻防

ドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:荒川祐史】
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:荒川祐史】

オープン戦で試験運用されているロボット審判

【MLB】Wソックス 5ー2 ドジャース(日本時間9日・アリゾナ)

 ドジャースは8日(日本時間9日)、アリゾナ州グレンデールで行われたホワイトソックス戦に2-5で敗れた。試合終了直前には2ストライクから2球連続で見逃し三振の判定が“ロボット審判”によって覆る珍事が起こった。

 オープン戦では今季から「ABS(オートマティック・ストライク・ボール・チャレンジシステム)」が試験導入されている。この日、9回2死で打席に入ったハンター・フェドゥーシア捕手は、カウント1-2からの外角ストライク判定にABSを要求、わずか0.1インチ(2.54ミリ)外れており、ボール判定に覆った。

 続く外角へのボールも球審がストライクコールして、試合が終わったかと思われたが、またもABSを要求し、0.3インチ(7.62ミリ)外れてボール判定に変更された。

 2度の“チャレンジ成功”に球場に、詰めかけたドジャースファンは大盛り上がりだった。結局フェドゥーシアは、次のボールで空振り三振に倒れた。

【実際のコース】1度はストライク判定も…わずか「2.54ミリ」ボールと判定された投球

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