大谷翔平、牽制の帰塁練習 複数パターンをテスト、投手調整中断も開幕DHへ着々

ドジャース・大谷翔平【写真:小谷真弥】
ドジャース・大谷翔平【写真:小谷真弥】

一塁への帰塁練習、タブレット端末で撮影も

 ドジャースの大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、アリゾナ州グレンデールの球団施設で走塁練習を行った。キャッチボール後に、一塁への帰塁練習を繰り返した。

 大谷は投手に正対した状態で左足から帰塁するパターン、リードを取ったところから投手へ背中を向け、右足から帰塁するパターンなどを試した。ストレングスコーチのトラビス・スミス氏にタブレット端末で撮影してもらいながら入念に行った。

 帰塁は元ブルワーズ監督のロン・レネキーGM特別補佐に6日(同7日)のレンジャーズ戦前から指導されてきた。帰塁にもパターンを増やし、走塁技術を上げるつもりだ。

 昨年のワールドシリーズでは二盗を試みた際に左肩を亜脱臼した。故障のリスクを減らすべく、今キャンプではスライディングを改良。左手をつかない新たなスライディングを行っている。ブルペン投球など投手としての本格的な調整は中断に。まずは指名打者として18日のカブスとの開幕戦(東京ドーム)へ準備を進めていく。

(Full-Count編集部)

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