ヤンキース激震…477億円男が2度目のTJ手術か 米記者報道、昨秋PSで5試合登板

ゲリット・コールは昨季17登板で8勝5敗もPS5試合で防御率2.17
2023年にサイ・ヤング賞に輝いたヤンキースのゲリット・コール投手が2度目のトミー・ジョン手術を勧められたと9日(日本時間10日)、米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」でアナリストを務めるジム・ボウデン氏が報じた。
同氏は「関係者によるとゲリット・コールは2度目のトミー・ジョン手術を受けるよう勧められたそうだ。しかし、診断を裏付ける為に、セカンドオピニオンの結果を待っている状況だ」と説明した。
米代理人事務所「Z-Axis Sports」に所属するマイケル・ロドリゲス氏は、複数の関係者の話として、コールがセカンドオピニオンを受ける医師の1人に、ドジャースの大谷翔平投手の主治医を務めたことで知られるニール・エルアトラッシュ医師が含まれていることを明かした。
34歳右腕はFAだった2019年12月に当時投手史上最高額となる、9年3億2400万ドル(約477億円)でヤンキースと契約。2023年には15勝4敗、2.63でサイ・ヤング賞に輝いた。昨季は17登板で8勝5敗、防御率3.41にとどまっていたが、ポストシーズンでは5試合で1勝0敗、防御率2.17をマーク。今オフにオプトアウトするも、現契約を続行することに合意していた。
ヤンキースはこのオフ、マックス・フリード投手を8年2億1800万ドル(約321億円)で獲得するなど、コールを含めた先発ローテーションは球界屈指との評価を得ていた。しかし、昨年に新人王となったルイス・ヒル投手が右広背筋の故障で出遅れが確定しており、暗雲が立ち込めている。
(Full-Count編集部)
