レイズに球団売却の圧力、米報道 複数の買収候補の名も…ハリケーン被災に続く受難

ロブ・マンフレッドコミッショナーに球団売却を命じられたレイズ【写真:Getty Images】
ロブ・マンフレッドコミッショナーに球団売却を命じられたレイズ【写真:Getty Images】

米メディア「ジ・アスレチック」が報道

 MLBコミッショナーのロブ・マンフレッド氏らが、レイズに球団売却を迫っていると、米メディア「ジ・アスレチック」が9日(日本時間10日)に伝えた。本拠地フロリダ州にゆかりのある複数グループが購入に関心を示しているという。

 同記事によれば、マンフレッド氏と複数の球団オーナーが、レイズのオーナーのスチュアート・スターンバーグ氏に売却の圧力をかけているという。売却にはまだ時間がかかりそうな見通しだが、同記事は買収に関心を示す複数の人物を挙げる。

 その中には、NFL「サンフランシスコ49ers」元オーナーのエドワード・デバルトロJr.氏、元ヤンキースの少数株主のジョー・モロイ氏、タンパ在住の実業家のダン・ドイルJr.氏の名も。ただ、いずれの関係者も「ジ・アスレチック」の取材に応じていない。

 レイズは昨季、80勝82敗でア・リーグ東地区4位。昨年10月には本拠地・トロピカーナフィールドがフロリダ州を襲ったハリケーン「ミルトン」で被災。今季はヤンキース傘下が使用しているタンパのジョージ・M・スタインブレナーフィールドを暫定的に本拠地とするなど、受難が続く形となる。

(Full-Count編集部)

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