ド軍世界一を呼んだ“分岐点” 「自信を取り戻した」一発…指揮官が実感したWSの真髄

ロバーツ監督、昨季世界一へのキーとなった“第1戦”の勝ち方
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が昨季の世界一を“回想”している。米ポッドキャスト「ドジャース・テリトリー」にて「第1戦に勝てていなかったら、第7戦まで行っていたと思う」とヤンキースとのワールドシリーズを振り返っている。
指揮官は「(第1戦は)シリーズを方向づけるものだ。第1戦に勝ったチームの何%がワールドシリーズを制覇してきたかの具体的な数字は知らない。だが、過去に第1戦を我々の本拠地に乗り込んで勝ったチームはシリーズそのものの主導権を握った」と言及している。
第1戦を勝利すれば「ホームで3試合できる可能性があると分かっている。あなた方もご存じのように(ポストシーズンに入ると)どんな小さなことも大きなこととみなされる。だが、あの第1戦はファンが終始とても試合にのめりこんでいたし、とにかく我々にとって非常に大きな試合だった。私は、第1戦に勝てていなかったら第7戦までいくと思っていた」と胸を撫で下ろした。
衝撃的な展開だった。延長10回に1点を勝ち越されたが、その裏にフレディ・フリーマン内野手が逆転サヨナラ満塁弾を放ち、勝利をもぎ取った。
ロバーツ監督は第1戦を勝利で終え「彼らが自信を取り戻したと思う。彼らのプレッシャーがどんなものだったかを私が語ることはできないが、ただ、もう1度勝つためだけに、ある意味で我々にプレッシャーが募っていったと思う」と安堵の表情を浮かべていた。
(Full-Count編集部)
