TJ手術の477億円CY賞右腕「聞きたくないニュース」 長期離脱も「必要な次のステップ」

ヤンキースのゲリット・コール【写真:Getty Images】
ヤンキースのゲリット・コール【写真:Getty Images】

ヤンキースのコール「またすぐにお会いしましょう」

 ヤンキースのゲリット・コール投手が10日(日本時間11日)にトミー・ジョン手術を受けることになったと球団が発表した。同日にロサンゼルスのカーラン・ジョーブ整形外科クリニックを訪れ、ニール・エルアトラッシュ医師の診察を受けたことを発表した。コールは自身のインスタグラムを更新し「これまでにないほど強くなって、マウンドに戻るのが待ちきれない」と綴っている。

 34歳右腕はFAだった2019年12月に当時投手史上最高額となる、9年3億2400万ドル(約477億円)でヤンキースと契約。2021年には16勝で最多勝に輝き、2023年には15勝4敗、防御率2.63でサイ・ヤング賞を受賞した。

 昨季は17登板で8勝5敗、防御率3.41にとどまっていたが、ポストシーズンでは5試合で1勝0敗、防御率2.17をマーク。今オフにオプトアウトするも、現契約を続行することに合意していた。

 コールはインスタグラムで「私の目標は常にニューヨークにワールドシリーズ優勝をもたらすことで、その夢は今も変わっていない。これまで以上にその夢を叶える決意を固めている」と強い決意を表明。手術については「どのアスリートにとっても聞きたくないニュースだが、私のキャリアにとって必要な次のステップだ」と心境を明かした。

 さらに「私はまだまだやれるし、今後の仕事に全力で取り組むつもりだ。私は日々リハビリに挑み、その道のりの間もずっと2025年のヤンキースを支えていく。私は野球が大好きで、競うことも大好きだ」とし「またすぐにお会いしましょう」と呼びかけている。

 妻のエイミー・コールさんは「ゲリット・コール2.0は無双するわ」とコメント。昨季までの同僚で、カブスのジェイムソン・タイヨン投手は「リハビリでも圧倒するだろう!」とエールを送っている。

 ファンも「早期回復を願っている」「私たちは全員応援するわ」「このエースを愛している」「小さな一歩でも、長期的に見れば大きな一歩」「いつだって君は私たちのエースだ」などとリハビリを後押しする声を寄せていた。

(Full-Count編集部)

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