鷹・栗原陵矢、フェンス激突で緊急交代 担架で運ばれベンチ裏へ…球場騒然

フェンスに激突し退場するソフトバンク・栗原陵矢【写真:冨田成美】
フェンスに激突し退場するソフトバンク・栗原陵矢【写真:冨田成美】

2022年に手術した左膝をフェンスに強打

 ソフトバンク・栗原陵矢内野手が11日、長崎で行われた巨人とのオープン戦での守備で、飛球を追ってフェンスに激突した。膝のあたりを押さえたまま動けず、担架で運ばれて交代した。

 2回無死二塁で、巨人・中山礼都内野手が放った三塁側ファウルグラウンドへの飛球を追った際にフェンスに激突した。グラウンドに倒れ込んだまま起き上がれず、そのまま担架で運ばれ、ベンチ裏へ。井上朋也内野手と交代した。主力選手のアクシデントに球場は騒然となった。

 試合中に左膝にアイシングしながらタクシーで球場を出た栗原。昨季はベストナインとゴールデン・グラブ賞を受賞し、ここまでオープン戦で16打数6安打の打率.375、3打点をマークしていた。栗原は2022年に守備で交錯して左膝を痛めて手術を受け、長期離脱した経緯がある状態が心配される。

 ソフトバンクはカーター・スチュワート・ジュニア投手が左脇腹痛、今宮健太内野手は左ふくらはぎ痛、川瀬晃内野手は右膝痛で離脱中。9日のロッテ戦では周東佑京内野手が外野守備の際に正木智也外野手と激しく交錯して交代していた。

【実際の様子】ファウルフライを追ってフェンス激突…ソフトバンク・栗原が負傷退場した様子

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