監督になっても「運命から逃れられない」　またまたまた…あと1人で逃した偉業

5投手の継投で9回2死まで無安打…ウィンゲンターが“痛恨”

　西武は11日、ベルーナドームで行われた阪神とのオープン戦に1-0で勝利。5投手の継投で9回2死まで無安打に抑え、1安打完封勝利を挙げた。現役時代に3度もノーヒットノーランを逃した経験がある西口文也監督は就任1年目で指揮官としても経験。SNS上では「監督になってからもノーノー逃す運命か」と嘆く声が上がった。

　先発の菅井信也投手が5回を投げ2四球を与えただけで2奪三振無失点と快投。6回からは平良海馬投手、佐藤隼輔投手、エマニュエル・ラミレス投手がそれぞれ3人ずつで相手を封じた。

　迎えた9回はトレイ・ウィンゲンター投手がマウンドへ。2者連続三振で2死とし、継投でのノーヒットノーランまであと1人と迫ったが、途中出場の前川右京外野手に遊撃内野安打を許して快挙を逃した。

　西口監督は現役時代、9回2死まで無安打に抑えながらあと1人で安打を許したことが2度ある。さらに9回まで“完全”に抑えながら援護がなく延長に突入し、迎えた10回に安打を浴びたこともあり、3度も“ノーノー逃し”の悲運の右腕としても知られた。

　オープン戦での“珍事”にファンは騒然。「監督1年目のホーム初戦でまさか」「西口さん、監督としてもあと1人で逃すんかい！」「1安打で勝ち切るのは西口監督らしい」「運命から逃れられない」「西口さんらしい」「逃げられない呪い」「相変わらず」「ネタにされるのは西口さんぐらい」などのコメントが並んだ。