吉田正尚、開幕は負傷者リスト入りか 米メディアが右肩回復の遅れを指摘

10月に右肩手術を受け、今キャンプは調整に遅れ
レッドソックスの吉田正尚外野手が肩の手術の影響で、開幕に間に合わない可能性が出てきた。米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」が12日(日本時間12日)、負傷者リスト(IL)入りが予想されると報じた。
ジェン・マクフレー記者は「マサタカ・ヨシダはオフに肩の手術を受け、スローイングのトレーニングを行っている最中だが、距離はわずか60フィート(約18.3メートル)。オープン戦はDHで何試合か出場しているが、現時点では開幕はILで、デバースのDH出場が濃厚だろう」と記した。吉田は昨年10月に右肩関節唇の修復手術を受け、今キャンプは調整が遅れていた。
昨季は指名打者として101試合出場し、左翼では1試合のみ。肩の状態から守備機会が乏しく、打撃でも打率.280、10本塁打、56打点と移籍1年目の2023年から成績を下げた。オープン戦では、これまで19打数5安打、打率.263と一定の結果は出している。
一方で、レッドソックスはアストロズからFAとなっていたアレックス・ブレグマン内野手を獲得。三塁を守るラファエル・デバース内野手が守備に難があることから、DH起用の見方も浮上しており、米メディアの間では吉田のトレード論争が再燃している。
(Full-Count編集部)
