大谷翔平、第2打席は押し出し四球 好機“回避策”に場内ブーイング…初回12人6点の猛攻

ガーディアンズ戦に「1番・指名打者」で先発出場
【MLB】ドジャース ー ガーディアンズ(日本時間12日・アリゾナ)
ドジャース・大谷翔平投手は11日(日本時間12日)、アリゾナ州グレンデールで行われたガーディアンズとのオープン戦に「1番・指名打者」で先発出場し、初回2死満塁の第2打席では押し出し四球を選び、打点を記録した。4球連続ボールでの四球に、スタジアムはブーイングに包まれた。
初回だけで2つの四球を選んだ。打席で落ち着いて4球を見送ると、押し出し四球に。今季本塁打以外での打点記録は初となった。ドジャースは初回から打者12人の猛攻を見せ、6点を奪った。
第1打席は四球で出塁していた。2球目の高め直球を見送ると、球審はストライクを宣告。すぐさまABSチャレンジを求めた。地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」によると、1.5インチ(約3.8センチ)高めに外れたようで、判定はボールになった。その後も落ち着いてボールを見極めて、四球を選んだ。直後、2番のトミー・エドマン外野手の2ランで先制のホームを踏んだ。
8日(同9日)のホワイトソックス戦では「1番・指名打者」で先発出場し、空振り三振、見逃し三振、四球で2打数無安打。オープン戦5試合目で初のノーヒットとなっていたが、10日(同11日)のダイヤモンドバックス戦で3打数1安打を放ち、打率は.356となっていた。
投手としては本格的な調整を中断することが決定。ブルペンでの投球練習は3月18、19日に東京ドームで行われるカブスとの開幕2連戦を終えて米国に戻ってから再開する。
(Full-Count編集部)
