「同じ間違いをするな」大谷へ“ダメ出し”　ド軍CEOが絶賛する人間性「抜群のユーモア」

地元メディアのインタビューに大谷の人間性を語る

　ドジャースの大谷翔平投手が、まさかの“判断ミス”を指摘されたことが判明した。ドジャースのスタン・カステンCEOが地元メディア「ドジャース・ネーション」のインタビューに対し、大谷が昨季に入団した際の爆笑エピソードを明らかにした。

　同メディアが11日（日本時間12日）に公開した動画で、ダグ・マッケイン記者がカステンCEOに「ショウヘイがこの球団に来て1年が経ちましたが、入団時には知らなかったことはありますか？」と問いかけた。カステンCEOは「ショウヘイにとって（ドジャースが）ベストフィットだといつも思っていた。私たちは、7年前にも彼と契約しようとした」と、大谷獲得は長年の念願だったことを強調した。

　さらに、交渉の席で大谷に会った際に「7年前うちと契約していたら、もっと良い人生を送れただろう。同じ間違いをするな！」とジョークでダメ出ししたことを暴露。その際、大谷も笑っていたという。

　カステンCEOは、水原一平元通訳の事件にも言及。「ギャンブル・スキャンダルではなく、紛れもない詐欺だった。ショウヘイは被害者だった。通訳の壁が取り除かれたあと、すべてがオープンになった。自分の性格を表現するようになったし、より直接的な形で彼と話すことができるようになった」と、大谷が事件後に打ち解けていった様子も語った。

　続けて「（結果的に）抜群のユーモアの持ち主だと知ることができた。以前は見られなかった光景だ。彼はチーム内で人気の選手。しかもチーム内最高の選手が、一番の努力家でもある。それは稀なことだ。ドジャースファンになるには、いい時代だと思うよ」と語り、完全無欠な大谷の人間性を絶賛していた。

（Full-Count編集部）