由伸＆朗希、東京“凱旋”決定　開幕投手、第2戦先発…今永と投げ合いへ、指揮官明言

ロバーツ監督「ヨシは第1戦に投げる。ササキ・ロウキは第2戦」

　大注目の日本開幕戦で、日本のエースが登板する。ドジャースは18、19日に東京ドームで行われるカブスとの開幕シリーズで、第1戦は山本由伸、第2戦で佐々木朗希投手が先発することが決まった。デーブ・ロバーツ監督が11日（日本時間12日）に明言した。

　ロバーツ監督はこの日のガーディアンズ戦を終えて取材に応じ、「ヨシは第1戦に投げる。ササキ・ロウキは第2戦だ。とてもエキサイティング（な試合）になるだろう」と笑顔を見せた。

　山本に関しては2月中旬の段階で“内定”しており、右腕は10日（同11日）のオープン戦登板を終え、「久しぶりに日本のマウンドで投げられるということが嬉しく思いますし、ファンの方も楽しみにして下さっていると思う。とにかく良い状態で、全力でプレーできたらなと思っています」などとコメントしていた。

　一方の佐々木は、春先に状態がなかなか上がらず、指揮官は第2戦の先発を一旦“白紙”にしていた。しかし、実戦登板が始まるやその真価を発揮し、4日（同5日）のレッズ戦は3回を2安打2四死球無失点5奪三振、11日（同12日）のガーディアンズ戦は4回1安打無失点2奪三振と好投していた。

　今シーズンのメジャーリーグは日本でのカブス-ドジャース戦で幕を明ける。カブスではすでに今永昇太投手の先発が決定。第5回ワールド・ベースボール・クラシックで日本に勝利をもたらした投手同士の投げ合いとなる。

（Full-Count編集部）