No.1有望株が“日本行き”「待ち望んでいた」 監督から告げられ大興奮「最高の瞬間」

東京シリーズのメンバー入り…カブスのマット・ショウ外野手
3月18、19日に東京ドームで開催されるドジャースとカブスによる開幕シリーズ。カブスでは球団ナンバーワン有望株、23歳のマット・ショウ内野手がメンバー入りした。東京シリーズを足掛かりに飛躍できるか、米メディアも熱視線を送っている。
ショウは2023年ドラフト1巡目(全体13位)でカブスに入団。昨季は傘下2A、3Aで計121試合に出場し、打率.284、21本塁打、71打点、31盗塁、OPS.867をマークした。昨年秋の「プレミア12」に米国代表として出場し、三塁手のベストナインに輝いた。球団トップでメジャー全体でも19位に位置する超有望株だ。
MLB公式サイトは11日(日本時間12日)、「カブスは球団ナンバーワンプロスペクトのショウをトウキョウへ帯同させる」の見出しで詳報。カブスのクレイグ・カウンセル監督が同日、本人に直接メンバー入りを伝えたという。
同サイトによると、ショウは「とても興奮している。本当に長いこと、このチャンスを待ち望んでいた。間違いなく最高の瞬間だよ」と、喜びを表した。このキャンプでは左腹斜筋を痛め、オープン戦の出場は6試合に留まっていたが「ずっとこの機会(MLB昇格)に備えていたんだよ。(怪我したことで)『プレーさせてくれるのかな?』と思ったよ」と、コメントしたという。
指揮官は「彼は本当に素晴らしい。インパクトを残せる選手になれる可能性を秘めている。これはその第一歩だ」と期待を寄せる。
相手は昨季世界一のドジャース。18日の第1戦は山本由伸、19日の第2戦は佐々木朗希が先発する。ショウは「ワールドシリーズチャンピオン相手にデビューできることを祈っている。実現したら、何てアメージングなことだと思わないか?」と思いを表した。東京ドームでどんなパフォーマンスを見せるか、注目選手の1人だ。
(Full-Count編集部)
