大谷翔平と“仲間になりたい” 現役選手が選ぶ圧倒的1位、切実な意見も「対戦しなくて済む」

ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

番記者らが選手100人以上に聞いた結果

 メジャーリーガーたちが「一緒にプレーしてみたい選手」について答えた最新調査が話題を集めている。各球団の番記者らが計100選手以上に聞き込み調査を実施した結果、ドジャースの大谷翔平投手、ムーキー・ベッツ内野手、エンゼルスのマイク・トラウト外野手の3人が1位で並んだ。

 MLB公式サイトが13日(日本時間14日)に、テオ・デローザ記者の記事を公開。この調査では「同僚になった経験はないが、一緒にプレーしてみたい選手は誰か」という質問が行われ、大谷がトップタイに選ばれた理由が語られている。

 あるア・リーグ球団の一塁手は「彼とぜひプレーしたいね。彼が毎日やっていることを見てみたいんだ」とコメント。別のナ・リーグ球団の外野手は「彼は現代のベーブ・ルースだよ。かなり特別な選手だ」と称賛した。

 デローザ記者は、大谷が選ばれたことを「MLB界隈の全員が、彼がフィールド内外でやっている特別なことを知っている。しかし、それを実際に間近で見ることはまた別の話だ」と考察。プレーや行動に対する関心の高さを指摘した。また、大谷の同僚になりたいと選ぶ理由の一つとして「対戦しなくて済むから」という見方も示した。

 大谷と並んでベッツとトラウトも最多得票だった。ベッツについては「本当にいいアスリートで、いいやつなんだ」とのコメントを紹介。また、トラウトについても「彼については良いことしか聞いていないし、彼は明らかに世代を代表する才能の持ち主だ」との評価があった。

 この調査は、メジャーリーガーたちが「二刀流のスーパースターとプレーしたい」という強い願望を持っていることを示す結果となった。現代野球では前例がなかった二刀流について「どうやってそれをやっているのか?」という疑問が、同僚としての憧れにつながったようだ。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY