鈴木誠也、巨人&阪神戦は「打てなかったら叩かれる」 “睡眠不足”も告白「眠いです」

今永と鈴木が都内ホテルで行われた来日記者会見に出席
カブスは14日、都内のホテルで「MLB Tokyo Series presented by Guggenheim」の来日記者会見を行った。今永昇太投手、鈴木誠也外野手が出席した。鈴木は第一声で「眠いです」と本音を口にしながら、「すごい盛り上がりを感じますし、東京に来てより感じています」とファンの熱狂に言及した。
移籍2年目の今永は昨季15勝3敗、リーグ3位の防御率2.91と好成績を残し、オールスター戦にも選出された。オープン戦では3登板で1勝0敗、防御率5.73。18日に開幕投手を務めることが決まっている。大役を任され、左腕は「誰にもできない。ここに選んでくれて嬉しく思います」と気を引き締めた。
鈴木同様に「盛り上がりを感じます。責任感とプレッシャーもあるので」と日本のファンに驚きながらも、「プレッシャーに押しつぶされない、いい睡眠が取れています」と笑顔を見せた。また、鈴木についても「ユーモアのある人間だったなと。鈴木誠也の存在が大きくて、悩んだら、聞ける。そこに救われたかなと思います」と、1年目の活躍に“ライバル”が貢献してくれたことを明かした。
鈴木は昨季132試合出場して打率.283、21本塁打、73打点をマーク。OPS.848はリーグ8位と主軸として結果を出した。日本のファンについては「すごく楽しみにしてくれていると思いますし、僕自身も楽しみにしている。日本のファンの前でプレーするのは嬉しい。印象に残るプレーができるように頑張りたい」と語った。
15日と16日には阪神、巨人とのプレシーズンマッチが行われる。広島時代にしのぎを削ったライバルだが、「すごい楽しみですし、プレッシャーもある。打てなかったら叩かれる。いいシリーズにできればと思います」とした、
チームはアリゾナ州フェニックス発のチャーター機で12日に来日。15日に阪神、16日に巨人とエキシビジョンマッチを行い、18、19日にドジャースとの開幕2連戦に臨む。