大谷翔平、“凱旋2ラン”に笑顔「いい角度で上がった」 満員東京Dに感謝「帰ってきたなと」

3回の第2打席で戸郷から2ラン…8回に代打を送られて交代
ドジャース・大谷翔平投手は15日、「MLB 東京シリーズ by Guggenheim プレシーズンゲーム」の巨人戦(東京ドーム)に「1番・指名打者」で先発出場。3回に2年ぶり凱旋アーチとなる豪快2ランを放った。この日は2打数1安打2打点。8回の打席に代打を送られて交代した。報道陣の囲み取材に応じ「いい角度で上がったので、ちょっと先ですけど。いい打席」と語った。
衝撃の一発は2点リードの3回無死二塁に飛び出した。戸郷の初球、低めカーブを完璧に捉えた。右翼スタンド中段へ飛び込む2ラン。打球速度105.0マイル(約169.0キロ)、飛距離391フィート(約119.2メートル)、角度32度だった。ベンチ前ではテオスカー・ヘルナンデス外野手からひまわりの種のシャワーを浴びた。
大谷が日本で本塁打を放つのは、2023年3月12日のWBC1次ラウンド・オーストラリア戦(東京ドーム)以来734日ぶりだ。大谷ら日本人選手が出場するとあって、開幕戦だけでなくプレシーズンもチケットはプラチナ化。満員のファンが熱視線を送った。
久々の“凱旋”に「これだけ入ってもらって、エキシビションでしたけど。、すごい自分としても久々に帰って来たなという感じがしたのでいい打席だったと思います」と笑顔を見せた。
16日は阪神とのエキシビジョンマッチ(東京ドーム)に臨む。18日からはカブスとの「MLB Tokyo Series presented by Guggenheim」に指名打者として出場する予定だ。