菅野智之が4試合連続無失点 35歳新人に拍手喝采…米絶賛「エースを獲得した」

OP戦4試合で10回1/3を無失点、11奪三振
【MLB】オリオールズ ー ツインズ(日本時間15日・フロリダ)
オリオールズ・菅野智之投手が14日(日本時間15日)、ツインズとのオープン戦に先発した。3回1/3を1安打無失点。4奪三振の内容で自身は4試合連続で無失点となった。防御率0.00を継続する右腕をファンも称えた。
35歳のオールドルーキーがまたもや存在感を発揮した。初回、2回と3者凡退。3回1死から四球で走者を出すも、後続打者を2者連続三振で切り抜けた。
4回は1死から右前打を浴びたところで交代を告げられた。降板時にはファンがスタンディングオベーションで称賛。2番手投手は四球で走者を出すも、後続を抑えて菅野に失点はつかなかった。菅野のオープン戦通算成績は4試合で10回1/3、5安打、11奪三振となった。
地元紙「ボルティモア・サン」のジェイコブ・メイヤー記者は自身のX(旧ツイッター)で、菅野の成績を紹介。さらに「マイク・エリアス監督は今オフ、エースを獲得したかもしれない」の文言を添えた。地元放送局「MASNスポーツ」の実況を務めるロック・クバッコ氏も菅野の降板直後に「トモユキ・スガノは盛大なスタンディングオベーションを受けた」「速球は最速94マイル(約151.3キロ)だった」などと伝えた。
“初勝利”を挙げた前回登板の9日(同10日)は、3回無安打無失点5奪三振。地元紙は主砲のライアン・オハーンのコメントとして「私が思っていたよりも彼は強い球を投げる。今日(の投球)はビューティフルだった。ストライクを投げまくっていたし、バックが守りやすいと感じるグレートなテンポだ。本当に興奮している。今日(の投球)はグレートに見えたよ」と賛辞が止まらなかったことをしていた。
(Full-Count編集部)
