大谷翔平の第3打席は二ゴロ 3回には本塁打、一斉にカメラを向け…東京ドームが熱狂

巨人戦に出場したドジャース・大谷翔平【写真:THE ANSWER/中戸川知世】
巨人戦に出場したドジャース・大谷翔平【写真:THE ANSWER/中戸川知世】

巨人とのプレシーズンマッチ、「1番・DH」でスタメン出場

 ドジャースの大谷翔平投手が15日、東京ドームで行われた「MLB 東京シリーズ by Guggenheim プレシーズンゲーム」の巨人戦に「1番・DH」でスタメン出場。3回の第2打席で右越え2ランを放った。5回の第3打席は二ゴロ。打席では一斉にカメラが向けられ、熱い視線が注がれた。

 2点先制して迎えた3回無死二塁、戸郷翔征投手の初球スライダーを捉えると、打球はあっという間に右翼席中段で弾んだ。打った瞬間、大谷は確信したかのような表情で歩き出した。打球速度105.0マイル(約168.9キロ)、391フィート(119.2メートル)、角度32度の一撃。恒例のひまわりの種のシャワーで祝福された。

 大谷の日本での試合出場は2023年3月16日のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)のイタリアとの準々決勝以来。打席に向かうと一斉にフラッシュがたかれ、大声援が送られた。初回の第1打席は四球で出塁し、第2打席で豪快な一発。同年3月12日のWBC、オーストラリアとの1次ラウンド以来と734日ぶりとなる日本でのアーチにベンチもお祭り騒ぎとなった。

 ナインとともに13日にチャーター機で帰国。14日の会見では「打者にとってホームランでいえば最高の結果だと思うので、その結果を出せれば素直に嬉しい」と話していた。

 2年ぶりの二刀流復活が期待された今季は、キャンプ中盤から投手としての本格的な調整を中断。打者としての調整に専念した。故障防止のためヘッドスライディングを禁止し、走塁では足からの帰塁を徹底。オープン戦は7試合出場で打率.333、1本塁打、2打点だった。

 チームは16日には阪神と対戦する。18、19日のカブスとの開幕シリーズに向けて仕上げていく。

(Full-Count編集部)

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