大谷翔平が生み出す4万人の“静寂” ド軍監督が実感した凄み「何かアクション起こすと」

ドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:矢口亨】
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:矢口亨】

ロバーツ監督「改めてオオタニの凄さを感じました」

 ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は16日、「MLB 東京シリーズ by Guggenheim プレシーズンゲーム」の阪神戦(東京ドーム)前に報道陣の取材に応じた。大谷翔平投手が前夜の巨人戦で凱旋アーチとなる右中間2ラン。指揮官はしみじみと振り返った。

「昨日オオタニが打席に立つと、球場中がシーンと静まり返った。それが印象に残りました。その後はスイングをしたり、何かアクションを起こすと、ワッと歓声が起きる。改めてオオタニの凄さを感じました」

 大谷がグラウンドに姿を現す度に、大谷がバットスイングをする度に……。本塁打はもちろんだが、4万2064人のファンが一挙手一投足に注目する。そこに指揮官は感銘を受けたようだ。日本選手が大舞台で結果を出すことについて、「「大谷選手を含めて、日本の選手の共通点は謙虚で競争心がある。日本の文化の特長だと思う」と語った。

 山本由伸投手も18日のカブスとの開幕戦に向けて会見に臨んだ。「昨日朝起きた時から大谷さんが本塁打を打つと思っていたんですけど、やはり打って。さすがだなと思いました」と振り返った。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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