阪神がMLB2球団撃破…5投手計12Kの奪三振ショー 2戦連続0封に虎党歓喜

プレシーズンゲームでカブスとドジャースを圧倒
阪神は16日、東京ドームで行われた「MLB 東京シリーズ by Guggenheim プレシーズンゲーム」で、ドジャースに快勝した。前日のカブスに続き、昨季のワールドチャンピオンのドジャースまで3-0の完封で撃破する快進撃を見せた。
試合が動いたのは、両軍無得点で迎えた4回。先頭の近本光司外野手が四球で出塁し、2番の中野拓夢内野手が中前打で出塁して好機を作った。続く佐藤輝明内野手がカウント2-2から5球目、152キロのストレートを捉え、右翼席に叩き込んで3点を先制。サイ・ヤング賞2度の左腕ブレイク・スネル投手を攻略した。
投げては先発の才木浩人投手が、前日15日の巨人戦で2ランを放った大谷翔平投手から三振を奪うなど、5回まで7奪三振、1安打の無失点の力投。2023年3月にWBCを控えた強化試合で、侍ジャパンの大谷から特大本塁打を浴びており、741日ぶりの再戦でリベンジを果たした。継投した4投手も完封リレーで締め、ドジャース相手に12三振を奪った。
阪神は前日のカブス戦も3-0の1安打完封勝利を収め、自慢の投手陣が存在感を発揮。ワールドシリーズを制したドジャースを相手に、東京ドームでも阪神ファンの大歓声が響いた。試合は特別ルールが採用され、阪神がリードしていたが9回裏まで行われた。
(Full-Count編集部)
