阪神・才木、大谷翔平を「意識しました」 “阪神優勝”に苦笑「まだ開幕していない」

ド軍相手に5回1安打無失点
阪神・才木浩人投手が16日、東京ドームで行われた「MLB 東京シリーズ by Guggenheim プレシーズンゲーム」のドジャース戦に先発し、5回1安打無失点の快投。大谷翔平投手を2打数無安打に抑え「意識しました」と振り返った。
昨年、ワールドシーズを制したドジャース相手の登板を「すごいいい経験させてもらったと思います」と充実感をにじませた。
大谷との対戦は第1打席はフォークボールを3球続けて空振り三振。第2打席は152キロの直球で中飛に抑えた。「意識しました。フォークボールで三振とりたいと思っていたので、なんとかいい結果になってくれてよかった。(2打席目は)まっすぐで押していこうと思っていました」と笑顔をみせた。
才木は2023年3月にWBCを控えた強化試合で侍ジャパンの一員だった大谷と対戦。地面に膝をつかせるほどのフォークボールで体勢を崩したが、特大本塁打を浴びており、741日ぶりの再戦でリベンジを果たした。
チームは3-0で勝利。阪神は15日のカブス戦でも3-0で勝っており、メジャー球団に連勝。ネット上には阪神の「世界一」「優勝」といった言葉が並んだが、お立ち台の才木は「みなさん気づいてないかもしれないですが、まだ開幕していないので、開幕からいいスタートきりたいので応援よろしくお願いします」と力説し、スタンドを沸かせた。
(Full-Count編集部)
