元楽天・櫻井周斗が台湾球団入り 現ドラから1年で戦力外→NPBオファーなく海外挑戦

DeNA時代の2021年に30試合登板…2023年オフに現役ドラフトで移籍
昨季限りで楽天を戦力外となった櫻井周斗投手が、台湾プロ野球・台鋼ホークスに入団することが決まった。17日に同球団が公式SNSで発表した。今月上旬に行われた入団テストを経て合格を掴んだ。背番号は「69」と記されている。
日大三高時代に“清宮キラー”として名を馳せた左腕は、2017年ドラフト5位でDeNAに入団。2019年に1軍デビューすると、2021年にはキャリアハイとなる30試合に登板した。
しかし2022年には左肘の手術などで1軍登板なく育成契約に。2023年に支配下復帰したが1軍のマウンドに上がることはできず、同年オフに現役ドラフトで楽天に移籍した。昨季は8試合で防御率8.44に終わり、わずか1年で戦力外通告を受けた。NPB通算55試合で0勝1敗2ホールド、防御率4.64。
NPBでの現役続行を目指して12球団合同トライアウトを受験するもオファーはなく、海外挑戦を決断。2月にはカリブ海地域ウインターリーグ野球王者を決定する「カリビアンシリーズ」に、日本チーム「ジャパンブリーズ」の一員として参加していた。
(Full-Count編集部)
