41歳の平野佳寿、復活の鍵は“トライアングル” 厚澤コーチが目を見張る調整「初めて見た」
オリックス・平野佳寿【写真:小林靖】41歳になったオリックス・平野佳寿に厚澤コーチ「ガラッと変えるのは勇気がいる」
3月8日に41歳を迎えたオリックス・平野佳寿投手が怪我なく春季キャンプを終え、20年目のシーズンに向け調整を進めている。これまで伝家の宝刀、フォークで多くの空振りを奪ってきたが、オフの間に習得したツーシームで打たせて取る投球も身に付け、投球スタイルを大きく変えた。「僕がオリックスに来てから、こんなに投げ込んでいるのを初めてみました」と驚く厚澤和幸・1軍投手コーチが見る好調の秘密は――。
「(キャンプ地の)宮崎に来てからずっと(計測機器の)トラックマンでデータをチェックしながら、ツーシームを磨いて仕上げてきました。『自分はこれで今年、勝負をするんだ』という本気度が、もう本当に伝わってきました」。自身初の対外試合となった2月27日の韓国ロッテとの練習試合で、ツーシームとフォークを武器に1回を2奪三振を含む3者凡退の好投を見せた。
厚澤コーチは「投球スタイルをガラッと変えるのは勇気がいるものなんです。あの年齢では本当に難しいこと。技術はもちろんですが、体調が良いというのが、何よりでしょう」と、新たな試みに取り組むことができるのは、体の状態が良いからだと見ている。
(北野正樹 / Masaki Kitano)