大谷翔平、2025年初打席は二ゴロ 東京ドーム大歓声…今永昇太に軍配上がる

「1番・指名打者」で先発出場した
【MLB】カブス ー ドジャース(18日・東京ドーム)
ドジャース・大谷翔平投手は18日、東京ドームで行われたカブスとの開幕戦に「1番・指名打者」で先発出場。今永昇太投手との対戦を迎えた。カウント1-1から3球目をひっかけ、二ゴロに終わった。
世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)のプレーボールアナウンスを待ち、ゆっくりと打席へ。初球はストレートでストライクとなると、2球目はホーム手前で大きくバウンドするボール。カウント1-1から甘めの直球を振ったが、力なくニゴロとなり、2025年初打席は凡退となった。
大谷は2023年12月、当時スポーツ史上最高額となる10年総額7億ドル(当時1014億円)でドジャースに加入。昨季は打者に専念し、前人未到の「50本塁打&50盗塁」を達成、54本塁打と130打点で2冠を手にした。自身3度目&指名打者では史上初となるMVPも受賞し、チームのワールドシリーズ制覇に貢献した。
大谷は13日に来日。14日には記者会見に出席し、日本での開幕戦について「本当に楽しみにしていますし、まずは時差ボケを直すことに専念したい」と語った。15日の巨人戦では3回に戸郷から凱旋アーチとなる右中間2ランを放ったが、16日の阪神戦では才木に2打数無安打に封じられた。その後は山本由伸、佐々木朗希両投手とともに食事会を開き、ナインから絶賛された。
昨年11月に左肩の手術を受けた影響で東京シリーズでは打者に専念する。投手としての調整は2月中盤に一時中断。マーク・プライアー投手コーチは帰国後に再開する見込みだと話している。記者会見で大谷は「普段通り来ていた。僕自身は納得しているし、打者を優先的に仕上げる時間あった。体力的にもよかったと思います」と話していた。
(Full-Count編集部)
