緊張しない大谷翔平のはずが…ロバーツ監督、第1打席で“違和感”「見たことない」

ドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:THE ANSWER/中戸川知世】
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:THE ANSWER/中戸川知世】

ドジャースは4-1でカブスに勝利

【MLB】ドジャース 4ー1 カブス(18日・東京ドーム)

 ドジャースは18日、東京ドームで行われたカブスとの開幕戦「MLB Tokyo Series presented by Guggenheim」を戦い、4-1で勝利した。デーブ・ロバーツ監督は試合後に会見に応じ、2安打をマークした大谷翔平投手について言及。「ショウヘイがナーバスになったというのは見たことがないが……」とし、珍しい姿があったことを明かしている。

 開幕投手に抜擢した山本由伸投手は、初回先頭打者の場面でサインが合わず1度プレートを外すと、球審はピッチクロック違反と判定。今季初球は投げずに“ボール”が記録された。2回に1点を失ったが、その後は安定したピッチングで5回3安打1失点、4奪三振の力投を見せた。

 先制を許したドジャースだったが、今永降板後の5回、大谷翔平投手がチーム初安打を放って好機を作ると、トミー・エドマン外野手の左前打で先制。その後ミスも絡んで大谷が生還し、ウィル・スミス捕手も適時打を打って一気に逆転。さらに9回、先頭の大谷が右翼線へ二塁打を放ち、テオスカー・ヘルナンデス外野手の適時打で4点目のホームを踏んだ。

 満員のファンが詰めかけ、大谷ら日本人選手へ異様な熱視線が送られた。そんな中で大谷は今季のメジャーリーグ第1打席を迎えることに。大谷に緊張感はあったかと問われた指揮官は「ショウヘイがナーバスになったというのは見たことがないが、日本の国歌を聞いたがあれは感情的に高まるいい場面だった」と、少し緊張していたのではと推察した。

 また、好投した山本について「昨年から今年にかけて山本の自信がストライクゾーンを強くアタックするように見えた。サイ・ヤング賞を受賞する可能性は大いにある」と、エースに胸を躍らせた。

 19日の開幕第2戦はドジャース・佐々木朗希がメジャーデビュー戦に臨む。デビュー戦初勝利となるか注目が集まる。

(Full-Count編集部)

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