山本由伸、日本開幕戦で今季初勝利 5回1失点の好投…ドームに“絶叫”響く

今季初勝利をあげたドジャース・山本由伸【写真:THE ANSWER/中戸川知世】
今季初勝利をあげたドジャース・山本由伸【写真:THE ANSWER/中戸川知世】

自身初メジャーでの開幕投手を任され、今季初勝利をマーク

【MLB】ドジャース 4ー1 カブス(18日・東京ドーム)

 ドジャースの山本由伸投手が18日、東京ドームで行われたカブスとの開幕戦「MLB Tokyo Series presented by Guggenheim」に先発登板し、5回3安打1失点で今季初勝利を挙げた。メジャーでは自身初の開幕投手を任され、きっちりと役割を果たした。

 いきなりのアクシデントにも動じなかった。多くのファンの視線が注がれる中、山本はサインが合わず1度プレートを外すと、球審はピッチクロック違反と判定。今季の初球は投げずに“ボール”が記録された。

 ただ、メジャー2年目を迎えた26歳の右腕は、冷静に対応してみせた。先頭のハップには四球を許すも、2番・鈴木誠也外野手のバットを折り、遊直に仕留めた。タッカーを投ゴロ、ブッシュを中直に打ち取り、初回を無失点で切り抜けた。

 2回には2本のヒットで1失点を許すも、3回以降は立ち直った。結果的に5回72球3安打1失点。最速は98.1マイル(約157.9キロ)を計測し、マウンドでは絶叫を繰り返した。

 日本人投手が日本開催の開幕戦先発マウンドに上がるのは、2008年の松坂大輔投手(当時レッドソックス)以来。この日はカブス・今永昇太投手との投げ合いが実現し、メジャー史上初の開幕戦日本人先発対決となっていた。

(Full-Count編集部)

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