今永の降板巡り波紋も「決断に後悔はない」 一夜明け…指揮官が明かした胸中

今永は4回69球で無安打無失点も降板…後続が打たれて逆転負け
【MLB】カブス ー ドジャース(19日・東京ドーム)
カブスは19日、東京ドームでドジャースと「MLB Tokyo Series presented by Guggenheim」を戦う。第1戦は開幕投手を務めた今永昇太投手が4回までノーヒットピッチングを演じながらも、降板して波紋を呼んだ。一夜明けてクレイグ・カウンセル監督が会見に応じ、「我々の決断に後悔はない」とその胸中を明かした。
今永は4四球を与えながらも、大谷翔平投手を2打数無安打に封じるなど4回まで69球投げ無安打無失点。しかし、ここでカウンセル監督は降板を告げた。18日の試合を終え、指揮官は「70球をめどに考えていた。試合前の計算と大体同じだった。特別な環境でエネルギーも枯渇したと思い降板させた。ドジャースの投手陣もいいピッチングをした。ブルペンもよかった。結果的に敗れたがいい試合だった」と説明していた、
ノーヒットに抑えながらも、球数や長いシーズンを考慮してメジャーでは序盤戦に多くのイニングを投げることはほとんどない。それでも日本のファンには珍しく映ったようで、試合中から「今永降板」などがトレンド入りしていた。
一夜明けて会見に登場したカウンセル監督は、改めて今永降板の裏側を明かし「思い返してもあれが良かった」と断言。「我々の決断に後悔はない。正直に胸の内を伝えながらの環境だった」とした。また、「昨日の対戦相手はワールドチャンピオンですし、世界で一番有名な選手も所属している」とし、ドジャースというファクターも影響があったと話している。
(Full-Count編集部)
