佐々木朗希は「レベルが違う」　平均160キロの“暴力”に騒然「鳥肌立った」

開幕第2戦でメジャーデビュー

【MLB】カブス ー ドジャース（19日・東京ドーム）

　衝撃の船出となった。ドジャース・佐々木朗希投手が19日、東京ドームで行われたカブスとの開幕第2戦でメジャーデビューを果たした。初回の平均球速は99.6マイル（約160.3キロ）を計時し、「レベルが違う」とファンの度肝を抜いた。

　先頭のハップには初球99.5マイル（約160キロ）の直球が低めに外れてボール。カウント1-1から左飛に打ち取った。続く鈴木誠也外野手との対戦では、初球に100.5マイル（約162キロ）をマーク。フルカウントから99.3マイル（約160キロ）の直球でメジャー初となる三振を奪った。3番のタッカーも99.2マイル（約159.6キロ）の直球で中飛。三者凡退スタートを切った。

　初回から100マイル超えが2球、最も遅いボールでも98.9マイル（約159.2キロ）と出力全開。“世界最高の有望株”との一端をのぞかせた。佐々木の投球に日本人も目を丸くした。「レベルが違う」「佐々木朗希すげー」「リミッター外してる」「佐々木朗希えぐいなぁ……すごすぎる」「160ってこんな簡単にでるの？」「化け物すぎて草」など称賛の声が送られた。

　佐々木はロッテからポスティングシステムを利用してドジャース入り。現行の制度では25歳未満の選手のためマイナー契約しか結ぶことができず、契約金650万ドル（約9億7000万円）でマイナー契約で入団した。デーブ・ロバーツ監督は佐々木の投球回数について、「おそらく彼は4～5回。状況にもよる」と説明している。