大谷翔平、第4打席は敬遠→場内大ブーイング 好機で回るも…第3打席で今季1号

カブス戦に出場したドジャース・大谷翔平【写真:THE ANSWER/中戸川知世】
カブス戦に出場したドジャース・大谷翔平【写真:THE ANSWER/中戸川知世】

「1番・指名打者」で先発出場…第3打席に今季1号

【MLB】カブス ー ドジャース(19日・東京ドーム)

 ドジャース・大谷翔平投手は19日、東京ドームで行われたカブスとの開幕第2戦に「1番・指名打者」で先発出場。7回2死、走者二塁の好機で第4打席を迎え、場内は熱視線を送ったが申告敬遠。場内は大ブーイングとなった。

 第2戦の先発は2023年に16勝を挙げた好投手のジャスティン・スティール。初対戦の左腕の前に、第1打席は初球を強振して大飛球を飛ばしたが左飛に。3回1死の第2打席は一ゴロに終わった。第3打席、右腕ネイト・ピアソンと対戦。カウント2-2からの5球目、99.1マイル(約159.4キロ)を右翼席へと運んだ。審判団のレビューが入ったものの、レビューの結果に1号が認められ、場内は大きく沸いた。

 迎えた第4打席、右腕ネイト・ピアソンと対戦。カウント2-2からの5球目、99.1マイル(約159.4キロ)を右翼席へと運んだ。大谷は確信してダイヤモンドを回り始めたが、審判団のレビューが入り場内は騒然。ビデオ判定の結果、本塁打が認められて場内は改めて大歓声が起きた。

 18日に行われた開幕戦は今永昇太投手の前に2打数無安打に封じられたが、5回の第3打席で今季初安打となる右前打を放つと、その後はホームに生還して初得点をマーク。9回先頭では右翼線二塁打を放ち、再び得点をあげた。5打数2安打2得点の活躍で勝利に貢献した。

 試合後にはMLBネットワークのインタビューに登場し「久々に緊張しました。あんまり打席で緊張はしないほうなんですけど。久々に、緊張して打席に行きました」と告白。満員の東京ドームで観客から熱視線を受ける中、バットで結果を残した。

 大谷は2023年12月、当時スポーツ史上最高額となる10年総額7億ドル(当時1014億円)でドジャースに加入。昨季は打者に専念し、前人未到の「50本塁打&50盗塁」を達成、54本塁打と130打点で2冠を手にした。自身3度目&指名打者では史上初となるMVPも受賞し、チームのワールドシリーズ制覇に貢献した。今季は二刀流の復活が期待されている。

(Full-Count編集部)

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