「大金を払ったんだぞ」 大谷翔平の申告敬遠にブーイング、米記者“同情”「オオタニを見るために」

第3打席で今季1号も…続く打席で申告敬遠
【MLB】カブス ー ドジャース(19日・東京ドーム)
ドジャース・大谷翔平投手は19日、東京ドームで行われたカブスとの開幕第2戦に「1番・指名打者」で先発出場。7回2死で第4打席を迎えたが申告敬遠とに。場内は大ブーイングとなった。海外記者は「ファンは大金を払ったんだぞ」と同情している。
珍しい光景だった。日本ではあまり聞かれないブーイングがこだました。大谷は5回1死で迎えた第3打席、右腕ネイト・ピアソンと対戦。カウント2-2からの5球目、99.1マイル(約159.4キロ)を右翼席へと運んだ。審判団のレビューが入ったものの、レビューの結果に1号が認められ、場内は大きく沸いた。
6-3とリードした7回2死二塁と一塁が空いた状況で第4打席が回ると、カブスはすぐに申告敬遠を選択した。球界最強打者の一人に対して、戦略上は妥当とも言えるが、場内は不満を露わにした。
地元放送局「スポーツセントラル・ロサンゼルス」のレポーターを務めるダレン・M・ヘインズ氏もファンに同調したようだ。「(敬遠となり)東京ドームのファンは不満をあらわにしている。と言うのも、オオタニを見るためにファンは大金を払ったんだぞ」と指摘。“興行”としての側面を強調した。
(Full-Count編集部)
