大谷翔平、ブーイングで見せた咄嗟の“行動”　日本人感銘「本当に紳士すぎる」

第2戦は3打数1安打1打点2四球

【MLB】ドジャース 6ー3 カブス（19日・東京ドーム）

　ドジャースは19日、東京ドームで行われたカブスとの開幕第2戦に6-3で勝利。連勝で「MLB Tokyo Series presented by Guggenheim」を終えた。注目された大谷翔平投手は5回に今季1号を放ったが、第4打席は申告敬遠となり、場内は大ブーイングとなった。ファンはその後の“一幕”に注目。「本当に紳士すぎる」と感動している。

　意外な光景だった。6-3とリードした7回2死二塁と一塁が空いた状況で大谷に打席が回ると、カブスはすぐに申告敬遠を選択した。すると、場内はカブスへ痛烈な“BOOOO”。日本ではあまり見ることのない光景が広がり、米放送局「FOXスポーツ」は「東京ドームのファンは申告敬遠は嬉しくないようだ」と投稿していた。

　場内のどよめきはなかなか収まらないが、大谷は一塁へ向かってコーチとヘッドバンプ。その直後だった。大谷は右手を挙げてファンをなだめるようなジェスチャーを見せた。ファンはこの仕草に驚いた模様。「笑顔で鎮める大谷さんやっぱりスターすぎるよ……」「かっこよすぎ」「ほんとにもう……スーパースターは違うよね」「紳士すぎる」「さすがです」などとコメントが送られている。

　大谷は東京シリーズを終えて自身のインスタグラムを更新。「素晴らしい思い出をありがとうございました」とファンに思いを届けていた。