大谷翔平の4度目MVPに「異論唱えるの難しい」、MLB公式が予想 新人王に佐々木朗希

新人王に佐々木朗希「フルシーズン通して見たら十分に活躍できる」
MLB公式サイトは23日(日本時間24日)、「2025年のBBWAAアワードの受賞者は……」と題し、MLB公式サイトの記者59人が各タイトルを予想した記事を公開。ドジャースの大谷翔平投手や佐々木朗希投手の名前が挙がった。
ナ・リーグMVPとなったのが大谷だ。「(2位と)ダブルスコア以上離した。(この結果に)驚いている人はもういないだろう」と“当然”とされている。昨季は野手に専念して移籍1年目でMVP。今季は投手復帰も見込まれており「マウンドに戻るので、歴史に残る50-50を達成した昨年のような活躍、それに近しい活躍をする必要もない。右肘を手術し、リハビリを1年行っていたのでどの程度投手としていけるか不透明だ。しかし(大谷基準の)平均的な打撃、そして投手としてはリーグ平均の活躍だとしても、MVPに異論を唱えることは難しい」と評した。
なおそのほかに票を獲得したのは、フアン・ソト外野手、エリー・デラクルーズ内野手、フェルナンド・タティスJr.外野手、コービン・キャロル外野手、フランシスコ・リンドーア内野手。またア・リーグMVPはボビー・ウィットJr.内野手(ロイヤルズ)となった。
ナ・リーグ新人王に挙がったのが佐々木だ。「ササキは100マイル(約160.9キロ)に到達する速球、ワールドクラスのスプリットとえげつない球種を揃えている。そして、言うまでもなくWBCでも注目を集めた。注目度は(普通の投手と)次元が違うのだ。初登板は完璧な投球とは言えなかったが、大半の識者はフルシーズン通して見たら十分に活躍できると予想している」と分析。期待は高い。
ア・リーグ新人王はジャクソン・ジョーブ(タイガース)だったが、菅野智之投手も票を獲得した。またポール・スキーンズ(パイレーツ)が選ばれたナ・リーグのサイ・ヤング賞は、大谷や佐々木などにも票が入った。
(Full-Count編集部)
