西武が育成2選手と支配下契約 黒木「素直にうれしい」、仲田「ここからがスタート」

球団発表
西武は25日、黒木優太投手、仲田慶介外野手と支配下選手契約を締結したと発表した。背番号は黒木が54、仲田が00となる。
黒木は昨年10月に日本ハムから戦力外通告を受け、西武が育成で獲得。オープン戦では4試合に登板して5イニングを投げて被安打1、防御率0.00の好投を見せていた。広池浩司球団本部長は「キャンプやオープン戦を経て、重要な場面で起用できるような投球を見せてくれました。経験も豊富ですし、貴重な中継ぎの戦力として期待しています」とコメントした。
仲田は2021年育成選手ドラフト14位でソフトバンク入り。昨年開幕前に支配下契約を結んだが、11月に戦力外となった。育成再契約を打診されていたが拒否し、西武が育成で獲得した。オープン戦では11試合で打率.238だった。
広池浩司球団本部長は「キャンプからたくさんのポジションにつき、打撃も含めて練習熱心な姿を見せてくれました。複数ポジションでの起用ができることは、チームとしても心強く、1軍の戦力として必要だと思っています。走塁も期待できることから、さらなる成長が楽しみです」とコメントした。
〇黒木のコメント
「素直にうれしい気持ちですが、すぐに開幕なので気を引き締めていきたいです。コーチの皆さんから『これで終わりではなく、ここからがスタート。満足せずにより一層がんばって欲しい』という言葉のとおり、スタートラインに立った気持ちで、1年間しっかり戦い抜いて、終わったあとにはみんなで笑えるようにしたいです」
〇仲田のコメント
「入団からここまで、自分ができることをしっかりやろうという気持ちで日々の練習に取り組んできました。ここからがスタートだと思うので、より気を引き締めていきます。準備をしっかりして、任されたところで仕事ができるようにがんばりたいと思います」
(Full-Count編集部)
