大谷翔平“不在”も「雰囲気が一番」 米球界初進出…日本のエンタメ企業がエ軍を選んだワケ

副社長の佃義啓さん「ローカルなチームを応援するというのが我々の熱い気持ちです」
熱い意志を貫く。菊池雄星投手が所属するエンゼルスは24日(日本時間25日)、本拠地・エンゼルスタジアムでメディアデーを開催。今季から本拠地内に設置された「バンダイ」のゲームコーナーを公開した。取材に応じた「Bandai Namco Holdings USA Inc.」の新事業担当で副社長を務める佃義啓さんは「MLBの球場として初めての施設が誕生しました」と喜びの声を上げた。
エンゼルスは大谷翔平投手が所属していた2022年からバンダイナムコグループとスポンサーシップ契約を結んでいる。佃さんは「エンゼルスとは以前からスポンサーシップを締結していまして、野球というエンターテインメントとバンダイナムコが持つ魅力を融合させていきたいと話してきました」と経緯を説明した。
大谷は昨季からドジャースに移籍したが「ここの雰囲気が一番かなと思いますね」と佃さんは熱弁。「ご存知の通りディズニーランドも近いし、リゾート地に近い。ローカルなチームを応援するというのが我々の熱い気持ちです。やはり(本社の近い)地元のチームを応援しようと決めたからには、そういう気持ちが縁を結んだと思っています」。
今季からは菊池がエンゼルスに加入。「本当に菊池選手が来てくれたのが嬉しくてですね。飛び上がって喜んでいました」と胸を高鳴らせた。メジャーに初進出した「ガシャポン」が人気で、開門後にはファンが列を作った。「誰もやったことのない世界にチャレンジしたい」。熱い思いが成就した。
(Full-Count編集部)
