清宮幸太郎が特大先制ソロ「試合の流れが打たせてくれた」 初の開幕戦アーチ、今井ガックリ

0-0の7回無死から右翼席中段へ…新庄監督“小指タッチ”でお出迎え
■西武 ー 日本ハム(28日・ベルーナドーム)
日本ハムの清宮幸太郎内野手が28日、ベルーナドームで行われた西武との開幕戦に「2番・三塁」で先発出場し、7回の第3打席に特大の今季1号先制ソロを放った。
西武先発・今井の前に第1打席は空振り三振、第2打席は中飛に倒れていた。しかし0-0の7回無死の第3打席だった。初球の151キロ、低めの直球を完璧に捉えた。打った瞬間にそれとわかる打球は、清宮幸らしい美しい弧を描いて右翼席中段まで到達した。今井は思わず両膝に手をついてがっくりとうなだれた。ベンチの新庄監督はグータッチならぬ“小指タッチ”で出迎えた。
清宮幸は「金村が粘ってくれて、試合の流れが打たせてくれた一発だと思います。まだ試合は続いているので、気を引き締めていきたいです」と振り返った。
2023年以来、2年ぶりに掴んだ開幕スタメンで、いきなり豪快なアーチを架けた。オープン戦10試合で3発を放った勢いそのままに、プロ8年目の幕開けを飾った。
昨季はキャンプ直前の故障で出遅れ、規定打席にはわずかに届かなかったが、自身初の打率3割をマーク。89試合で15本塁打とシーズン終盤に勢いを見せた。悲願のリーグ優勝へ、今季こそ清宮幸が打線を牽引していく。
(Full-Count編集部)


