ジャッジ“最強論争”に待った? 「オオタニの方がいい選手」…NYファン主張に賛否

ジャッジは2022年にア・リーグ新の62本塁打
【MLB】ヤンキース 20ー9 ブルワーズ(日本時間30日・ニューヨーク)
ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手は29日(日本時間30日)、本拠地で行われたブルワーズ戦で3本塁打を含む6打数4安打8打点の大爆発。ヤンキースファンが声高々に“現役最強打者”としてジャッジを主張する中、「ジャッジは過小評価されている」「オオタニの方がいい選手」などと賛否が起きている。
ジャッジは初回、2者連続の初球本塁打後に打席を迎えると、同じく初球を強振。左翼席へ打球速度115.0マイル(約185キロ)。飛距離468フィート(約143メートル)の特大弾を叩き込んだ。3回は無死満塁で第3打席が回り、左中間へ自身9本目のグランドスラム。4回2死二塁の第4打席はバックスクリーン左へ2ランを放った。第5打席には適時二塁打も記録し、6打数4安打8打点をマークした。
試合後には、X(旧ツイッター)フォロワー数4万人以上のヤンキースファンとして有名なインフルエンサーが「以前にも言ったが、もう1度言おう。2022年以降の打者で(ジャッジは)最高到達点にいる。それか、バリー・ボンズを除いて史上最高の打者だ」と主張し、話題を呼んでいる。実際、ジャッジは2022年にア・リーグ新記録の62本塁打を放ち、禁止薬物使用などがない選手として最高の数字と主張する声もある。
「正直言ってボンズよりは上」「2023年に怪我しなかったら3年連続でMVPを獲得していただろう」「今シーズンはキャリアハイの成績を残すだろう」「メッツファンだけど異論なし」「ジャッジは右打者として最高峰にいる」などと賛同する声もあれば、「ショウヘイ・オオタニという選手がいないことを知らなかった」「オオタニの方がいい選手」「プレーオフでの実績は?」「10月以外だったらね」「プホルスを忘れるな」と反論する声もあり、賛否分かれた形だ。
昨年は4月に低調なスタートだった中、58本塁打と144打点は堂々のメジャートップ。3冠王の可能性もあった。快調な開幕を切った今季は、果たしてどんな成績を残すだろうか。
(Full-Count編集部)
