大谷翔平、今季初盗塁 前日は取り消しも…左肩手術経て“シーズン37回連続成功”

本拠地・タイガース戦に「1番・指名打者」で出場…前田健太から二盗
【MLB】ドジャース ー タイガース(30日・ドジャースタジアム)
ドジャースの大谷翔平投手は29日(日本時間30日)、本拠地で行われたタイガース戦に「1番・指名打者」で先発出場。今季5試合目で初盗塁を記録した。
3点リードの7回1死で迎えた第4打席。前田健太投手から四球を選び、続くテオスカー・ヘルナンデス外野手の打席でスタート。悠々二塁を陥れた。左手を地面につけてのスライディングだった。
昨年はレギュラーシーズンで36回連続で盗塁を成功させており、“37回連続成功”。2死後、フレディ・フリーマン内野手の適時二塁打で生還した。
28日(同29日)の同戦では延長10回に右前打を放ち1死一、三塁とチャンスを拡大させると、続くムーキー・ベッツ内野手への初球で二塁へ進塁。当初は盗塁とアナウンスされたが、直後に取り消しとなった。“幻の盗塁”を経て、正真正銘の初盗塁を決めた。
昨年はリーグ2位の59盗塁をマーク。54本塁と合わせて前人未到の「50本塁打&50盗塁」(50-50)を記録した。しかし、ヤンキースとのワールドシリーズ第2戦で二盗を試みた際に左肩を脱臼。手術を受けた。今年のキャンプでは左肩に負担をかけない“新スライディング”習得に励むなどしていた。
今季は投手に復帰する予定で、この日は試合前にブルペン入り。20球を投げた。二刀流再開で盗塁数は減ると予想されているが、どれだけの数字を残すだろうか。