ハム新庄監督、63年ぶり快挙も「ぜんっぜん興味ない」 開幕3連勝にご満悦

昨秋時点で4番に指名していた野村が期待に応える2発6打点
■日本ハム 7ー5 西武 (30日・ベルーナドーム)
日本ハムは30日、ベルーナドームで行われた西武戦に7-5で勝利し、開幕3連勝を飾った。引き分けなしでの開幕3連勝は、球団では東映時代の1962年以来、63年ぶりの快挙。新庄剛志監督は「63年ぶり? いいって、そんなん。ぜんっぜん興味ない。過去のことはもう興味ないので」と新庄節を炸裂させた。
4番の野村佑希内野手が2発6打点の大暴れだった。初回2死二塁から先制の適時二塁打。同点となった3回には高橋光成投手の初球の直球を捉え、左越えの今季1号3ラン。さらに5回には2死二塁から再び左翼席へ運ぶ2打席連発の2号2ランを放った。
昨秋時点で4番に指名していた指揮官は「最高のいいもの見せてもらったなってベンチで思いながら。最初のツーベースが一番。初回に4番が、今日点取れるかなってとこらで打つ。あれはうれしかったですね」と絶賛。1号ではベンチで「バツ」印を作って迎えたが、2号には「マル」ポーズで「バツしてどうも、すみませんでした!」と脱帽せざるを得なかった。
昨秋に開幕投手に指名した金村尚真投手は、28日の開幕戦で初の完封勝利。同じく昨秋から開幕4番に指名した野村の爆発に「なんか当たりすぎてこわい。金村くんと野村くん。だったら全員名前あげておけばよかった。予知があるので、僕には(笑)」とおどけてみせた。
(Full-Count編集部)

